副業に挑戦する看護師は増えていますが、その中で意外と見落とされやすいのが確定申告の必要性です。
「副業が少額だから申告しなくても大丈夫」
「手渡しで給与をもらっているからバレない」
そう思っている方も少なくありません。
しかし、確定申告を怠ると延滞税や加算税といったペナルティが課せられることもあります。
場合によっては副業で得た収入以上に損をすることになりかねません。
この記事では、看護師の副業における確定申告の必要性と、申告しなかった場合のリスクを解説します。
看護師の副業で確定申告が必要なケース
1. 副業収入が年間20万円を超える場合
給与以外の副収入(原稿料、講師料、業務委託など)が20万円を超えた場合、確定申告が必要です。
2. 複数の勤務先から給与を受けている場合
本業の病院以外に「アルバイト先から給与」をもらっている場合は、20万円以下でも申告が必要になるケースがあります。
「副業を始めたけど、確定申告って必要なの?」 「やり方が分からないし、誰に聞けばいいのかも不安…」 看護師として働きながら副業をする人は増えていますが、税金や確定申告について正しく理解している人は少ないのが現状です。 実際、私自身も曖[…]
3. 「手渡し」でも申告は必要
給与を現金で受け取っても、事業所は帳簿に記載しているため税務署に把握される可能性があります。
「手渡し=バレない」というのは誤解です。
「副業が病院にバレるのが怖い」 「給与を手渡しでもらえば大丈夫?」 看護師の副業に関する相談で特に多いのが「お金の受け取り方とバレるリスク」です。 副業禁止の病院で働いている場合、給与の支払い方法を気にする方は少なくありません。 結[…]
確定申告をしないとどうなる?ペナルティ解説
無申告加算税
確定申告を期限内に行わなかった場合、無申告加算税(原則15%)が課されます。
税務署から指摘される前に自主的に申告すれば軽減されますが、悪質と判断されれば20%に引き上げられることもあります。
延滞税
納付期限を過ぎると、延滞税が発生します。
-
納期限から2か月以内:年7.3%
-
2か月超:年14.6%
副収入が多いほど、延滞税の負担も大きくなります。
重加算税
意図的に収入を隠した場合は重加算税(35〜40%)が課せられます。
「バレないだろう」と思って申告しなかった結果、逆に重い処罰を受ける可能性もあります。
過去にさかのぼって課税される
税務署は最大7年までさかのぼって調査する権限があります。
過去に副業収入を申告していなかった場合、その分もまとめて課税され、延滞税も加わることになります。
「バレない」は幻想。税務署は把握している
副業を隠しても、税務署は次のような情報から把握できます。
-
副業先から提出される「支払調書」や「給与支払報告書」
-
市町村を通じた住民税の通知
-
同僚や知人の目撃情報
つまり、申告しなければバレないという考えは通用しません。
「看護師の副業は住民税でバレる」 こんな言葉を耳にしたことはありませんか? 実際、副業が勤務先に知られる大きな原因は住民税です。 確定申告の方法や住民税の扱いを間違えると、職場に副業が一発でバレてしまいます。 この記事では、看護師の[…]
正しく申告すれば安心して副業できる
今は申告方法も簡単に
確定申告は「難しい」というイメージがありますが、近年はスマホ申告やYouTube解説動画があり、初心者でも取り組みやすくなっています。
税理士に相談するのも選択肢
副業の金額が大きい人や複数の収入源がある人は、税理士に相談するのも安心です。
副業容認の職場ならさらに安心
「副業がバレないか心配」
「申告のことを考えると気が重い」
そう感じる方は、いっそ副業容認の職場に転職するのも一つの方法です。
転職エージェントを活用すれば、
-
副業可能な病院や訪問看護ステーション
-
夜勤なしでも高収入が期待できる職場
-
税務面でも安心して働ける環境
を紹介してもらえます。
看護師の転職はエージェントを賢く活用しよう!
看護師の転職活動をスムーズに進めるためには、看護師専門の転職エージェントを活用するのが非常に効果的です。
ただし、各エージェントによって保有している求人やサポート内容には違いがあるため、1社だけでなく、最低でも2社に登録するのがおすすめです。
比較検討できることで、より自分に合った職場と出会える可能性が高まります。
また、どのエージェントでも、登録後には本人確認(看護師資格の確認を含む)や希望条件のヒアリングのために電話連絡が入るのが一般的です。あらかじめ知っておくことで安心してやりとりができます。
ここでは、特にサポート力と求人数の多さに定評がある「ナースではたらこ」と「リーパスナース」をご紹介します。
ナースではたらこ
-
非公開求人多数!
登録者だけが紹介してもらえる人気求人が豊富。 -
満足度No.1!
楽天リサーチで看護師人材紹介の満足度1位を獲得。 -
全国の医療機関を網羅!
日本最大級の情報量で、地方・都市どちらでも安心。 -
安心の上場企業が運営!
「バイトル」などで有名なディップ株式会社が運営しており、信頼性も抜群。
「情報量」「信頼性」「満足度」の3拍子が揃っているから、転職活動の最初の一歩にぴったりです。
リーパスナース
-
訪問看護に強い!
在宅看護グループが運営しているから、現場のリアルを知っているアドバイザーが在籍。 -
LINEで気軽に相談!
不要な電話はゼロ。仕事の合間にLINEでやり取りできるからストレスなし。 -
面接対策は何度でも!
内定につながるまで徹底的に練習サポートしてくれる。 -
ここだけの専門求人あり!
他のエージェントでは紹介されない独自案件を多数保有。
「電話は苦手…」「在宅や訪問看護に強い転職サイトを探している」そんな方に特におすすめ。
まずは無料登録からスタートしよう!
どちらも無料で利用できるサービスですので、まずは気軽に登録してみましょう。
実際にエージェントと話をしてみることで、自分では気づかなかった希望条件や適性に気づけることもありますよ。
✅ 転職成功のコツは「情報をたくさん集めて比較すること」!
そのためにも、2社以上に登録して、より多くの選択肢から自分に合う求人を見つけてください。
おすすめの転職エージェント
✅ ナースではたらこ:求人数・サポート実績ともに国内最大級。初めての転職でも安心!
✅ リーパスナース:圧倒的な情報量と、働いた人のリアルな声が得られる安心のサービス
どちらも無料で利用でき、LINEでのやり取りも可能なので、スキマ時間に無理なく転職活動を進められます。
ぜひ2社とも登録して、自分にぴったりの職場を見つけてください!
【まとめ】確定申告をしないのはリスクが大きい
-
副業収入が20万円を超えたら確定申告が必要
-
複数の勤務先から給与をもらう場合は20万円以下でも申告義務あり
-
申告しないと、無申告加算税・延滞税・重加算税といったペナルティ
-
税務署は支払調書や住民税で把握しているため「バレない」は幻想
-
正しく申告すれば安心して副業を続けられる
-
不安なら副業容認の職場に転職するのもおすすめ
副業を長く続けたいなら、確定申告を避けるのではなく、正しく行うことが最大のリスク回避策です。