はじめまして。
当サイト「訪問看護/リハビリ転職サマリー」を運営しております
Ayumi(@ayumi_nurse811)です。
私は看護師免許を取得後、地域で最も規模の大きい急性期病院に就職し、病棟勤務をしていました。
救急やICU、外科病棟などを経験しましたが、日々時間に追われる毎日。
患者さんとしっかり向き合う余裕もなく、目の前の業務をミスなく迅速にこなすことに精一杯でした。
ナースコールが鳴っても「ちょっと待って」と思ってしまう自分に違和感を感じることもありました。
そんな日々の中で結婚、そして2度の出産を経験し、子育てと看護師の仕事を両立していました。
しかし、病棟勤務を続けるには最低でも月に2回は夜勤が必須。
師長や同僚に配慮していただき、最低限の夜勤で勤務を続けましたが、仕事は激務。
いつの間にか「患者さんと向き合う」ことよりも、「いかに定時で帰って子どもを迎えに行けるか」が優先になっていました。
しかし、現実は甘くなく、急な病状の変化などで定時に帰れることはほとんどありませんでした。
そんな日々を続けるうちに、
「私って何のために看護師になったんだろう?」
とふと立ち止まる瞬間がありました。
周囲からは
「看護師ってすごいね」
「給料が良くていいね」
と言われるけれど、誇れるような看護師ではない自分。
そんな自分に嫌気がさし、看護師を辞めようと決心しました。
そんな時、偶然会った元同僚に
「辞める前に訪問看護を試してみたら?」
と勧められました。
その同僚も訪問看護に転職し、「病院勤務とは働き方が全く違う」と言っていたことがきっかけで、私も訪問看護への転職を決意しました。
とはいえ、どこの事業所が良いのか全く分からず、看護師専門の転職エージェントに登録。
私の希望を正直に伝えました。
- 基本的に定時で終わること
- 祝日や日曜日はなるべく休めること
- オンコールは極力少なくしたいこと
給料が多少下がっても、自分の生活の質を優先したいという希望を伝えました。
その結果、エージェントの担当者が私に合った求人を見つけてくれ、交渉もしてくれたおかげで、
- 1日の訪問件数は基本5件(多いとき6件)
- 残業なし
- 仕事を家に持ち帰らない勤務形態
- 給料は病院勤務時と同程度
という条件で訪問看護へ転職することができました。
実際に訪問看護の仕事をしてみると、利用者さん一人ひとりに30分〜60分の時間が設けられており、その時間の中でしっかりと向き合えることに感動しました。
ターミナルケアや急変時の対応などもありますが、これまでの救急経験が生きていることを実感しています。
また、小児の経験がなかったため、まだまだ学ぶことも多くありますが、日々の仕事にやりがいを感じています。
今では訪問件数を増やすことで給料も上がるようになり、現在は1日4〜6件の訪問をこなしながら、充実した日々を送っています。
仕事の負担も減り、家に帰ってからの疲労感も違うため、家事や育児との両立がしやすくなりました。
一度は看護師を辞めようとしましたが、訪問看護に転職して本当によかったと思っています。
もし、
- 看護師を辞めようか悩んでいる
- 病棟勤務に疲れた
- もっと患者さんと向き合う看護がしたい
と考えている方がいたら、ぜひ訪問看護を選択肢の一つとして考えてみてください。
このサイトでは、私自身の経験をもとに、訪問看護・訪問リハビリへの転職に役立つ情報を発信していきます。
少しでも皆さんの転職の手助けになれば嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします!