訪問看護はノルマきつい?1日の目標件数とボーナスの関係を徹底解説!

「訪問看護って、1日に回る件数のノルマが厳しいの?」

「前の職場で数字を追うのが辛かったから、また同じ思いをしたくない……」

転職を考える際、こうした不安を抱える看護師さんは多いです。

結論から言うと、訪問看護で営業職のような強制的なノルマ」がある事業所はごく稀です。

なぜなら、在宅医療は利用者の体調変化や入院による急なキャンセルが多く、個人の努力だけでは件数をコントロールしにくい仕事だからです。

そのため、多くのステーションではノルマではなく、「1日5件前後」を無理のない目安としています。

もちろん、件数が増えれば収益に繋がり、それが「インセンティブ」として給与に還元される仕組みを整えている所もあります。

本記事では、訪問看護における「件数」の考え方や、ノルマの実態、自分に合ったペースで働ける職場選びのポイントを解説します。

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目次

訪問看護にノルマは基本的にない!

訪問看護への転職を考えている方の中には、「訪問件数のノルマがあるのでは?」と不安を抱いている人も多いでしょう。

しかし、実際のところ、訪問看護の現場ではノルマを厳しく設定している事業所はほとんどありません。

その理由を詳しく見ていきましょう。

1. 患者の状況による変動が大きい

訪問看護の現場では、

  • 利用者の病状が急変し、入院してしまう
  • 介護をしている家族の体調が悪化し、一時的に訪問を中止する
  • 介護保険の調整で訪問回数が変更される

といったケースが頻繁に発生します。

こうした変動要因があるため、訪問看護師が個人の努力だけで訪問件数を確保することは難しく、厳格なノルマを設定するのは現実的ではありません。

2. 収益には直結するが、無理な件数調整はしない

訪問看護ステーションの収益は、訪問件数に比例して増加します。

そのため、 「訪問件数が多い=事業所の売上が安定する」 というのは事実です。

しかし、無理な件数調整をしてしまうと、

  • 1人あたりの負担が増え、ケアの質が低下する
  • 看護師が疲弊し、離職につながる

といった問題が発生するため、現実的には訪問件数のノルマを課すことはほとんどありません。

3. 「ノルマ」ではなく「目標」として設定されることが多い

「ノルマ」という言葉には、必達すべき数値目標というイメージがありますが、訪問看護では「1日平均5件」などの目標を設定する事業所は多いです。

これは、

  • 経営の安定
  • 訪問スケジュールの適正管理
  • 看護師の働き方のバランス調整

といった目的のために設けられています。

4. 訪問件数が多いとボーナスに反映されることも

多くの訪問看護ステーションでは、訪問件数が多いとボーナスに反映される仕組みを採用しています。

例えば、

  • 1か月の訪問件数が一定以上でボーナスアップ
  • 訪問件数に応じたインセンティブ制度

など、事業所ごとに異なる形で給与に影響を与えることがあります。

ただし、件数が少ないからといって基本給が減ることはほとんどありません。

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訪問件数を増やすための工夫

訪問件数を確保するために、訪問看護師が営業活動や挨拶まわりを行うこともあります。例えば、

  • 病院のソーシャルワーカーやケアマネージャーと連携する
  • 地域の勉強会や交流会に参加する
  • 事業所の強みをアピールする資料を作成する

ただし、目標に達していないからといって、ケアマネージャーや居宅支援事業所に営業に行ったとしても、すぐに利用者を紹介してもらえるわけではありません。

訪問看護の利用者は、医師やケアマネージャーの判断で決定されることが多いため、単なる営業活動だけでは短期間で訪問件数を増やすことは難しいのです。

ブラックな事業所には注意!

訪問看護業界では、良い職場ばかりではなく、ブラックな事業所も存在します。

以下のような特徴がある場合は注意が必要です。

1. 「ノルマが絶対」と言われる

「1日6件以上が必須」「件数が足りないと減給」といった厳しいルールがある事業所は要注意です。

無理な件数を押し付けられると、心身ともに疲弊してしまいます。

2. 訪問件数の調整がされない

利用者の急な入院などで訪問件数が減った際に、事業所側が調整をしてくれない場合も要注意です。

訪問件数の変動に柔軟に対応できるかどうかは、働きやすさの大きなポイントになります。

3. 人手不足が常態化している

「常に求人を出している」「退職者が多い」といった事業所は、スタッフが長く働けない環境である可能性があります。

転職時には、エージェントを活用し、現在の従業員の平均訪問件数を確認することも重要です。

そもそも目標に達していない事業所は新規雇用する余裕がないため、求人が出ているということは、それなりに利用者がいるが、今の従業員の人数では回りきれない可能性が高いです。

そのため、特別に営業をする必要はないでしょう。

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まとめ

訪問看護には厳しいノルマは基本的にありませんが、1日平均5件などの目標は設けられていることが多いです。

訪問件数が多いとボーナスに反映されることもあるため、働き方によって収入を増やすことも可能です。

ただし、ブラックな事業所には注意が必要です。「絶対に〇件以上訪問しなければならない」などのルールを課す事業所は避けるべきです。

訪問看護に転職を考えている方は、ノルマの有無だけでなく、事業所の運営方針や働きやすさもチェックしながら、自分に合った職場を見つけましょう!

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この記事を書いた人

訪問看護ステーション管理者。
かつては急性期病棟で、子供の熱で謝りながら早退する毎日に、心身ともにボロボロになった経験を持つママナースです。

「キャリアも育児も大切にしたい」と悩み抜いた末に、訪問看護の世界へ。

現在は管理者として、子育て中のナースが罪悪感なく、笑顔で働ける職場づくりに奮闘しています。🌿
「子供に『ごめんね』ではなく『おかえり』と言える働き方」を広めるために、現場のリアルな知恵をお届けします。✨

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