悩む看護師
「訪問看護って、病院と違って直行直帰できるの?」
Ayumi
「うん、できるところが多いよ!でも、向き不向きがある働き方だから、メリットもデメリットも知っておいたほうがいいね。」
悩む看護師
「へぇ〜、詳しく知りたい!」

そんな疑問を持つ方へ向けて、今回の記事では訪問看護・訪問リハビリの直行直帰の働き方について詳しく解説します。

訪問看護・訪問リハビリの転職完全ガイド

訪問看護・訪問リハビリの直行直帰とは?

直行直帰とは、職場に出勤せず、自宅から直接訪問先へ向かい、業務終了後はそのまま自宅へ帰る勤務形態のことを指します。

訪問看護・訪問リハビリでは、患者さんの自宅へ訪問するため、直行直帰のスタイルを採用している事業所も多くあります。

特にITツール(電子カルテやオンライン会議)を活用することで、事務所へ出向く必要がないケースが増えています。

直行直帰のメリット

1. 通勤時間を削減できる

通常の勤務では、事業所に出勤してから訪問先へ向かう必要がありますが、直行直帰ならその手間が省けます。

例えば、8:30始業の場合、事業所に出勤するなら8:00には家を出る必要があるかもしれません。

しかし、直行直帰なら8:30からオンラインミーティングを行い、そのまま訪問へ向かうため、朝の時間を有効活用できます。

2. 家事や育児との両立がしやすい

出勤前の時間を有効活用できるため、子どもの送り迎えや家事の時間を確保しやすくなります。

また、昼休みの時間を使って買い物や用事を済ませることも可能です。

例えば、仕事の合間に食材を買い、車の保冷バッグに入れておけば、仕事終わりに混雑したスーパーへ行かずに済みます。

3. 訪問エリアによっては移動時間の短縮も可能

事業所が遠い場合、出勤するだけで時間がかかってしまいます。

しかし、直行直帰なら自宅近くの訪問エリアに直行できるため、無駄な移動時間をカットできます。

直行直帰のデメリット

1. ITツールの操作スキルが求められる

直行直帰では、電子カルテやオンライン会議ツールの使用が必須になります。

そのため、スマートフォンやパソコンの操作に慣れていないと、業務に支障が出ることも。

20代・30代の世代なら問題なく対応できることが多いですが、40代以降でデジタル機器に不慣れな場合は、慣れるまで苦労するかもしれません。

また、新しいシステムやツールが導入されることもあるため、常に学ぶ姿勢が求められます。

「ITが苦手だから…」と避けていると、仕事に遅れをとる可能性があります。

2. 自家用車の負担が大きい

直行直帰の事業所では、会社の車両ではなく自家用車を使用するケースが多くあります。

そのため、

•走行距離に応じたガソリン代の支給

•毎月の車両手当

などの補助が出る場合が多いですが、

車は消耗品のため、長距離運転による劣化が避けられません。

特に毎日50km程度の運転をする場合、年間で数万キロ走ることになり、タイヤ交換やオイル交換などの維持費もかかります。

さらに、仕事で使用するために「業務用の自動車保険」へ加入する必要がある点も注意が必要です。

3. 車内が仕事道具で散らかりやすい

訪問看護では、

•患者さんに配布する書類(計画書・領収書など)

•医療物品(消毒液・包帯など)

•リハビリ職ではリハビリでの物品

を持ち歩くため、整理が苦手な人は、車内が書類や荷物で散らかりやすいです。

整理整頓が苦手な方は、収納ボックスやファイルケースを活用する工夫が必要です。

4. 車内の汚れが気になることも

訪問先の患者さんの家が必ずしも清潔とは限りません。

時には不衛生な環境の家に訪問することもあります。

そのため、清潔な車を維持したい人にとっては、汚れた状態で自分の車に乗ることに抵抗を感じる場合もあるでしょう。

直行直帰が向いている人・向いていない人

訪問看護の直行直帰が向いている人

  • ITツール(電子カルテ・オンライン会議)に抵抗がない人
  • 自家用車を仕事で使うことに抵抗がない人
  • 車内を整理整頓できる人
  • 家事や育児と仕事を両立したい人
  • 自分のペースで仕事をしたい人

訪問看護の直行直帰が向いてない人

  •  スマホやパソコンの操作が苦手な人
  • 車を仕事で使いたくない人
  • 整理整頓が苦手で、車内がすぐ散らかる人
  • 会社の仲間と直接会って仕事をしたい人

 

直行直帰が可能な訪問看護を探す

直行直帰の職場にはデメリットもありますが、メリットが非常に多い働き方です。

訪問看護・訪問リハビリで働くなら、直行直帰が可能な職場を選ぶことをおすすめします。

しかし、直行直帰ができる職場を自分で探すのは意外と大変です。

直行直帰の訪問看護ステーションを探す方法として、転職エージェントの活用がおすすめです。

理由は以下の通りです。

1.自分で探すより圧倒的に効率的!

訪問看護の事業所は数多くありますが、その中から直行直帰が可能な職場を一つずつ検索して探すのは非常に手間がかかります。

しかし、転職エージェントを利用すれば、希望条件を伝えるだけで直行直帰が可能な職場をピックアップしてもらえます。

2.直行直帰ではない職場でも交渉の余地あり!

本来、直行直帰を実施していない事業所であっても、転職エージェントが間に入って交渉し、直行直帰が可能になるケースもあります。

「直行直帰ができるならこの職場で働きたい」と思っても、自分から交渉するのは難しいもの。

しかし、転職エージェントならあなたの希望を代わりに伝え、条件交渉をしてくれるため、理想の働き方を実現しやすくなります。

3.入職前に自分の希望を伝えやすい!

直行直帰の働き方に限らず、

訪問件数やエリアの希望

給与や福利厚生の交渉

勤務時間の調整

 

など、入職前に直接伝えづらい要望も、転職エージェントを通せばスムーズに交渉できます。

直行直帰の職場で働きたいなら、転職エージェントに登録しよう!

訪問看護・訪問リハビリで直行直帰の働き方を希望するなら、転職エージェントの活用が一番の近道です。

•「できるだけ通勤時間を減らして効率よく働きたい!」

•「家庭やプライベートと両立しながら働きたい!」

•「自分の希望に合う訪問看護ステーションを見つけたい!」

そんな方は、まずは訪問看護・訪問リハビリの求人に強い転職エージェントに登録してみましょう!

 

【まとめ】訪問看護の直行直帰はおすすめ!

訪問看護・訪問リハビリの直行直帰は、通勤時間を削減できたり、家事・育児と両立しやすいなどのメリットがある一方で、ITリテラシーの必要性や自家用車の負担、整理整頓の必要性といったデメリットもあります。

「直行直帰の働き方が合っているかどうか」をよく考えた上で、転職を検討しましょう。

訪問看護・訪問リハビリの転職を考えている方は、転職エージェントを活用するのもおすすめです!

自分に合った職場を見つけるために、ぜひ活用してみてください。

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